今日ミチミチで出会いがあったお父さんの話。
久しぶりにブログ書きます。
今日はミチミチに久々に出店しました。
朝イチ、法被に興味持ってくれたおじさんがいて、お話しをしてて、昼も差し入れをもってきてくれて、夜も話にきてくれた。
そして閉店間際に法被を買ってくれた。
そんなおじさんとのお話です。
オープン直後、めちゃくちゃ法被に興味を持ってくれているおじさんが来てくれて、その接客の際に「お父さんこれいいですよね!」と呼びながら話をしていた。
実は、お父さんと呼んだおじさんは、子どもがいないらしく、お父さんと呼ばれたことをとても喜んでくださったみたいだった。
そして話していくうちに、僕のお父さんも去年亡くなったという話もしたのですが、「じゃあ今日は、僕がお父さんやなー。」と言って嬉しそうにしてくてた。←今思うと初めて会ったおじさんにぶっ飛んだ事話しているなと思いました。
知らない話を聞くのが好きな僕に、今日は、お父さんの代わりとなって浮世絵や空海などの歴史を教えてくれて、僕の中で忘れていたお父さんの存在も思い出させてくれた気がした。
「これは、お父さんが何かの縁を繋いでくれたんだね」とおじさんが言ってくれて亡くなったお父さんが居てくれたような感じがした。
実は、その話の中でおじさんは、「胃ガンが最終段階で余命宣告をされている、いつ倒れてもおかしくない状態なんだ」と話してくれた。
おじさんの時間は、僕が持っている時間よりも貴重なのにも関わらず、その時間を僕に使ってくれて、沢山の話をしてくれた。
その話のなかでめちゃくちゃ心にグッときた言葉がありました。
「死んでしまったら人生が終わるのではなくて、次の新しい世界が待っていて楽しみにしているんだよ、そこで君たちを見守る新しい人生がスタートするんだ。」
おじさんの生き様がとてもカッコよかった。
最後には、「こんなに楽しく話が出来たのは久しぶりだよ、ありがとう」と言って握手をして深くお辞儀をしてお別れをした。
おじさん、いや、お父さんの事は、忘れないし、また、お会いしましょう。
この素敵な縁に感謝します。